岩牡蠣と真牡蠣の違いについて【味の違いや簡単な見分け方も解説】

牡蠣好きな人

岩牡蠣と真牡蠣って何が違うのかしら?

味の違いとかあるのかな?

簡単な見分け方も知りたいなぁ

こんな疑問にお答えします。

✔︎本記事の内容

  • 岩牡蠣と真牡蠣の違いは3つある
  • 岩牡蠣と真牡蠣の味の違いについて
  • 岩牡蠣と真牡蠣の簡単な見分け方

✔︎本記事の信頼性

  • 大手水産会社に7年勤務
  • 種牡蠣販売会社を経営
  • 岩牡蠣はAmazonで販売中

こんな私が解説します。

結論、岩牡蠣と真牡蠣の違いは次の3つです。

  • 違い①:旬
  • 違い②:サイズ
  • 違い③:味

他にも、と言われれれば産地(エリア)ですかね。

  • 岩牡蠣:主に日本海側(石川県など)
  • 真牡蠣:主に太平洋側(広島県など)

ただこれは絶対、というわけではないので今回は割愛させていただきました。

本記事は岩牡蠣と真牡蠣の違いを知りたい、そんな牡蠣好きのあなた向けにわかりやすく解説していきます。

種牡蠣のほそしま

岩牡蠣と真牡蠣の違いは3つある

岩牡蠣と真牡蠣の違いは3つある

違い①:旬

  • 岩牡蠣の旬:夏
  • 真牡蠣の旬:冬

✔︎岩牡蠣の旬:夏

7月〜8月がもっとも美味しい季節です。

6月や9月も食べれなくはないですが、”身入り”がよくないんですよ。だからこの季節以外はおすすめしていません。

✔︎真牡蠣の旬:冬

11月〜2月、寒い時期が美味しいですね。

それ以外の季節、特に春夏は産卵期なので美味しさがガクッと落ちちゃいます。

ですから、

  • 夏:岩牡蠣を楽しむ
  • 冬:真牡蠣を楽しむ

牡蠣好きのあなたにおすすめしたいサイクルはこんな感じになります。

違い②:サイズ

  • 岩牡蠣:大きい
  • 真牡蠣:小さい

✔︎岩牡蠣と真牡蠣のSサイズでの比較

このように3倍ほど同じSサイズでも大きさが違います。

✔︎大きさに差がある理由

成長スピードの違いです。

  • 岩牡蠣:3年以上
  • 真牡蠣:1年以上

産卵から出荷されるまでの時間にこれくらい差があります。

だから大きさに差がでるんですね。

違い③:味

これについては次の項目で詳しく解説します。

岩牡蠣と真牡蠣の味の違いについて

岩牡蠣と真牡蠣の味の違いについて
  • 岩牡蠣:ジューシー
  • 真牡蠣:クリーミー

ふざけてるわけじゃないですけど、ひと言で言い表すとこんな感じです。

種牡蠣のほそしま

岩牡蠣はジューシー

大きさによるものかもしれません。あとは食べ方ですね。

✔︎生牡蠣と焼牡蠣がおすすめ

おすすめの食べ方は2つ。

  • 生で食べる
  • 焼いて食べる

生で食べるときは柑橘系(かぼすやレモン)を絞って食べるのがおすすめ。

もみじおろしとポン酢でもOKです。

濃厚でサッパリ・ジューシーな岩牡蠣の旨みが口いっぱいに拡がります。

焼牡蠣も基本的には同じですが、水分が抜けて身がプリッとした感触に変わります。

お好みでどうぞ。

✔︎鍋とかシチューはもったいない

もちろん美味しいですけど、どこかもったいない気が。

しかも旬は夏ですので、岩牡蠣の煮込み系レシピはあまりおすすめできないですよね。

どちらかというと次に紹介する真牡蠣のレシピでこれらの煮込み系料理をお楽しみください。

真牡蠣はクリーミー

岩牡蠣に比べて身が小さいので、食べた瞬間、口の中でとろける感じがクリーミーです。

  • シチュー

やはり食べ方としてはこの2つが王道ですね。

✔︎キムチ鍋がサイコー

  • 魚介 & キムチ

これが合いますよね。

  • えび
  • ホタテ

これらを入れた海鮮キムチ鍋は絶品。これに真牡蠣が入るとさらに旨さが増します。

ちなみにシメはうどんやちゃんぽん麺がおすすめです!

種牡蠣のほそしま

✔︎真牡蠣の焼きはおすすめしない

焼きも悪くないんですけど、どうしても小さくなりすぎちゃうんですよ。

大きめの真牡蠣ならともかく、小さいSサイズの真牡蠣ではこの焼牡蠣はおすすめしません。

以上が岩牡蠣と真牡蠣の味の違いになります。

どうしても季節とサイズ感が違いますからね。その時期と食欲に応じた料理で楽しむのがいいのではないでしょうか。
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岩牡蠣と真牡蠣の簡単な見分け方

岩牡蠣と真牡蠣の簡単な見分け方
  • 簡単な見分け方①:時期
  • 簡単な見分け方②:見た目
  • 簡単な見分け方③:尋ねる

簡単な見分け方①:時期

前に説明した通り、岩牡蠣と真牡蠣では獲れる時期が違います。

  • 夏の牡蠣:岩牡蠣
  • 冬の牡蠣:真牡蠣

このように見分けてもらうといいと思います。

簡単な見分け方②:見た目

  • 岩みたいな牡蠣:岩牡蠣
  • 普通の牡蠣:真牡蠣

見た目でいうとこんな感じですね。

しかしながら、普段から見慣れてないと難しいかもしれません。

簡単な見分け方③:尋ねる

詳しい人、売ってる人に尋ねる、これが正解。

海にもぐって「この牡蠣は岩牡蠣かな?真牡蠣かな?」と思う人はいないはず。

普段見かける時は近くに詳しい方がいると思うので、その方に尋ねるのが間違いありません。

以上が岩牡蠣と真牡蠣の違いになります。

こうしてみると、1年中牡蠣を楽しめるっていうのがいいですよね。

夏はサッパリ岩牡蠣を。

冬はコッテリ真牡蠣をコトコトと。

こんな感じで旬の牡蠣を楽しんでみてください。

それではまた^^

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